キャンセルポリシーの設定
大会作成時に設定するキャンセルポリシーの 3 種類と、運営面での選び方の指針をまとめました。
最終更新: 2026年6月13日
参加者がエントリーをキャンセルした際の返金ルールを、大会作成時に キャンセルポリシー として設定します。
この記事は主催者目線で「どのポリシーを選ぶか」の指針を整理したものです。返金処理の仕組みや手順は 返金とキャンセルポリシー を参照してください。
重要な前提: 決済タイミングと組み合わせる
主催者が Stripe 決済手数料を負担せずに済む ためには、大会作成時の 決済タイミング を「開催確定後に決済」にしておくことが推奨です(デフォルト)。雨天等で大会開催を確定する前に中止すれば Stripe 決済が走らないので、誰も手数料負担を被りません。
参加者起因のキャンセル(マイページからの自主キャンセル)の場合は、本記事のキャンセルポリシーが適用されますが、Stripe 決済手数料分は参加者負担 になる仕組みです(参加者には手数料を控除した額が返金されます)。
詳しくは 決済の全体像 を参照。
キャンセルポリシーは 3 種類から選ぶ
オンライン決済を使う大会で必須の設定です(現金のみの大会では設定不要)。
| プリセット | 概要 |
|---|---|
| 段階制 | 残日数で返金率を段階的に減らす |
| 期限制 | 「○日前まで無料、以降返金なし」のシンプルな運用 |
| 返金なし | キャンセル可能だが返金は一切なし |
段階制
| キャンセル時 | 参加者への返金率 |
|---|---|
| 7 日以上前 | 100%(満額に近い返金) |
| 3〜6 日前 | 50% |
| 1〜2 日前 | 20% |
| 当日 | 0% |
参加者本人によるキャンセルの場合、上記の返金率はいずれも Stripe 決済手数料分(参加費の約 3.6%)を控除した額 に対して適用されます。「100%」のタイミングでも、参加者には手数料を差し引いた額が返金されます(手数料分は参加者負担)。詳しくは冒頭の「重要な前提」を参照してください。
特徴:
- 早めのキャンセルは無料で柔軟、ギリギリのキャンセルでは主催者の手元に多く残る
- ドタキャン抑止と参加者保護のバランスを取りたい場合に向く
- ホテルや旅行業界などで使われる方式に近い
期限制
主催者が「無料キャンセル期限(開催日の○日前まで)」を 1〜30 日の範囲で指定します。
- 期限内のキャンセル: 100% 返金
- 期限を過ぎたキャンセル: 0% 返金
特徴:
- ルールが分かりやすい
- ある時点を境に「もう返金しない」と明確に区切れる
- 段階的に返金率を変えるのが面倒な場合に向く
返金なし
キャンセルされても 返金は一切行いません。エントリーは取り消されますが参加費は主催者の手元に残ります。
特徴:
- 強いドタキャン抑止
- 抽選大会・人気大会で使うことがある
- 参加者から見ると申込ハードルは高い
選び方の指針
参加者の利便性を重視したい場合
→ 期限制(例: 前日まで無料) が分かりやすく扱いやすいです。これは草トーで一般的に採用されているスタイルでもあります。期限内なら全額返金、期限を過ぎたら返金なしとシンプル。
ドタキャン対策を重視したい場合
→ 段階制 で残日数が短いほど返金率を下げる、または 返金なし を選択。コート代・備品代が事前確定する大会で向いています。
抽選大会・人気イベント
→ 返金なし が選択肢。抽選で当選した枠を簡単に放棄させない効果があります。
自動返金の対象と例外
設定したポリシーに沿って 自動返金 が走るのは、Stripe で完了しているオンライン決済 だけです。次のものは自動返金の対象外:
- 現金で受け取った参加費
- 決済処理中(pending)の決済
- すでに返金済みのもの
現金分は主催者に「◯◯ 円を返金してください」と通知が飛び、手渡しで対応する運用です。
主催者都合のキャンセル
主催者が参加者を強制キャンセルする場合(理由を入力する画面)、設定したポリシーに関わらず 「全額返金する」 チェックボックスで全額返金できます。
大会全体を中止した場合は、確定エントリー全員に 自動的に全額返金 が走ります。
主催者・参加者どちらが Stripe 手数料を負担するか
| キャンセルの主体 | Stripe 決済手数料の負担 |
|---|---|
| 参加者 がマイページからキャンセル | 参加者 が負担(返金額から控除して返金) |
| 主催者 がエントリーを強制キャンセル(全額返金あり) | 主催者 が負担 |
| 主催者 が大会全体を中止 | 主催者 が負担(参加者数 × Stripe 手数料分の持ち出し) |
つまり、参加者の都合によるキャンセルは主催者の損失にならず、主催者起因のキャンセル(中止判断含む)は主催者が手数料を負担する設計です。
主催者の損失を避ける運用
雨天等での中止リスクを抱える草トーでは、決済タイミングを「開催確定後に決済」(デフォルト) にしておくことを強く推奨します。これなら大会開催を確定する前に中止すれば Stripe 決済自体が走らないので、誰も手数料負担しません。
詳しくは 決済の全体像 の「いつ決済するか」セクションを参照してください。
よくある質問
Q. ポリシーを後から変更できますか?
公開前なら自由に変更可能です。公開後は項目ロックが入り編集できません(参加者保護のため)。
Q. 「キャンセル料を主催者が請求」する仕組みはある?
明示的な「キャンセル料の追加徴収」機能は 現在は対応していません。返金率を下げることで実質的にキャンセル料を確保する運用になります(例: 当日キャンセルで 0% 返金 → 参加費全額が手元に残る)。
Q. 設定が分からなくなった
参考までの初期値は 「期限制(前日まで無料)」 になっています。困ったらまずこの初期値(期限制・前日まで無料)のまま進めるのがおすすめです。